日本と韓国、フードテック分野での主導権争いに数十億を投じる
日本政府もまた、近年、宇宙航空から防災まで全般にわたり、17の戦略分野と62の『主要製品・技術』をカバーする、2040年までに実施予定の独自の国家投資ロードマップを発表した。
食品技術は17の戦略分野の一つに指定されており、その下には「植物工場」「陸上養殖」「食品機械」「新規食品」という4つの製品・技術への投資計画が組まれている。
スマートフードラベリングの世界的な展開
現在、栄養成分情報をはじめとする重要な情報を提供するためにQRコードを活用する動きが世界的に広がっているが、その普及状況は、文化や法規制の理解、地域特性など、さまざまな要因の影響を受けて、世界各国でまちまちな状況となっている。
この分野において、アジア太平洋地域(APAC)が先導的役割を果たしており、同地域の多くの国々が食品包装へのQRコード活用を支援する規制を導入している。
ヘルシーエイジング:Yiliが中医学と味を活かし、高齢者の栄養改善を推進
高齢者向け製品の開発には、栄養面でのメリットを提供するだけでは不十分であり、消費者の受け入れ度合いは味、製品のポジショニング、使いやすさにも左右される。
「中国では、味が良くなければ、消費者はその商品を二度と購入しません」と、Yili Groupの Ignatius Szet副社長は述べている。
「ですから、私たちは栄養や味だけでなく、消費者にとってのその製品の情緒的価値や意味についても考える必要があります」
4つの新しいカカオ品種が、チョコレートに救いの手を差し伸べる
ここ数年、チョコレートを取り巻く状況は困難を極めてきた。西アフリカでの洪水や病害の流行、そして農家にとって容赦ない気候変動の影響を受け、カカオ価格は記録的な高騰を 繰り返している。
しかし、ペルーで行われた遺伝子探索によってカカオの系統樹が書き替えられ、病害や異常気象が世界的なカカオ供給を圧迫する中、品種改良に取り組む人々に新たな「素材」がもたらされた。
パラダイムシフト:プロバイオティクスの次なるフロンティアはトレーサビリティと機能性にある-TCI
台湾企業TCIは、プロバイオティクスの次なるフロンティアは、腸と他の臓器との間の相関関係をさらに見出すことではなく、両者の間を移動する物質を追跡し、より完全なエビデンスの連鎖を構築することにあると述べている。
先般開催された「Growth Asia Summit 2026」において、TCIのR&Dマネージャー(ヒトマイクロバイオーム担当)であるLucas Chang氏は、高度なプロバイオティクス送達技術は、単なる物流上の課題を解決する段階から、生物学的な課題に取り組む段階へと進化しなければならないと強調した。
